今池の映画館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 06:06 UTC 版)
名古屋シネマテークが所在する今池は「映画の街」として知られ、最盛期の1960年代から1970年代前半には8館の映画館が同時に存在した。今池交差点北西角の新今池ビルには、今池劇場、今池名画劇場、今池地下劇場などが存在した。今池劇場は洋画ロードショウ館であり、今池でもっとも人気のある映画館だったが、1997年に今池名画劇場とともに閉館した。 今池駅8番出口前には東宝の封切館の今池国際劇場、ミニシアターの今池国際シネマが存在したが、運営会社のエフワンが2006年に民事再生法の適用を受けたため、いずれも同年8月19日に営業停止となった。そのほかにも、ロッポニカ今池、今池アカデミー劇場、今池フジ劇場、今池スター劇場などが存在した。今池スター劇場は洋画2本立ての三番館であり、跡地には後に名古屋シネマテークが入居した。今池アカデミー劇場は閉館後に芝居小屋となったが、2000年代に芝居小屋も閉館となった。現在も今池で営業している映画館は、名古屋シネマテークのみである。
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