人-行動-対象システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 06:47 UTC 版)
Person-Action-Object (PAO) System と呼ばれる。まず、2桁(可能な人は3桁)の数字から、人・行動・対象への変換表を覚える。100×3個、合計300個覚える。すると、6桁の数字は、1組の人・行動・対象になり、イメージしやすくなる。これに場所法などを併用し、長い数列を記憶する。人・行動・対象への変換表はなるべくインパクトがあり、印象に残りやすく、かつ、相互に混同しにくいものを選ぶと覚えやすくなる。 たとえば、トランプのカードを覚える場合も、52枚のカードそれぞれに、人・行動・対象への変換表を覚えると、1つのイメージで3枚のカードが記憶でき、17イメージ+1枚で1組のトランプの順番を覚えられる。17イメージ+1枚を場所法などで記憶する。2018年現在、世界記憶力選手権の世界記録では1組のトランプを13.96秒で記憶している。
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