人類学への応用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 11:00 UTC 版)
「ヘリコバクター・ピロリ」の記事における「人類学への応用」の解説
ピロリ菌の系統から現生人類拡散史に迫る研究も存在する。以下にピロリ菌の亜型とその分布を示す。(段落下げが分布の系統) hpAfrica2 アフリカ型2 アフリカ hpAfrica1-hpSahul-hpAsia2 アフリカ・サフル・アジア型hpAfrica1 アフリカ型1 アフリカ hpSahul サフル型hpSahul ニューギニア型 ニューギニア hpSahul オーストラリア型 オーストラリア hpAsia2-hspEAsia 中央アジア・東アジア型hpAsia2 中央アジア型 中央アジア hspAmerica-hspEasia アメリカ・東アジア型hspAmerica アメリカ型hspAmerica 北アメリカ型 北アメリカ hspAmerica 南アメリカ型 南アメリカ hspEAsia-hspMaori 東アジア・台湾型hspEAsia 東アジア型 東アジア、日本列島、東南アジア hspMaori 台湾・太平洋型hspMaori 台湾型 台湾 hspMaori 太平洋型 オセアニア この系統樹により、崎谷満は、東アジアのヒト集団がイラン付近からアルタイ山脈付近を経由した北ルートで到達したことが明確に示されたとしている。
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