人称による分裂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/27 10:03 UTC 版)
人称によって能格構文と対格構文が分かれることも多くの言語で見られる。一般に、一人称は行為対象でなく行為者として現れやすく、二人称がそれにつぎ、ついで三人称、最後に固有名詞がもっとも行為者として現れにくい。多くの言語において、行為者として現れやすい人称は対格標示とともに、行為対象として現れやすい人称は能格標示とともに使われる。 また、名詞が能格的で、非自立的な代名詞は対格的になり、自立的な代名詞はそのどちらかになるという分裂もある。
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