人びとからの迫害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 08:48 UTC 版)
釈迦仏の弟子となった彼は、街へ托鉢に出かけると、今までの経緯から人びとから多くの迫害を受けるようになった。あるときは彼を見た妊婦が難産となったこともあったという。また彼を見ていた少年から暴行されたこともあったという。彼はこれは自分がしたことの報いだと耐えて、ついに証果を得た(悟った)といわれる。 大乗経典である「央掘摩羅経」では、彼の来歴を説いて、彼は実は南方の一切宝荘厳国にいる、一切世間楽見大精進如来の化現の身であるとし、大乗の法を得て、目連や舎利弗は小乗であると、また大乗の菩薩である文殊菩薩をも呵責しているという。
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