井上鑑昭との関わり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 07:27 UTC 版)
親英体道の創始者である井上鑑昭が幼少(本人の談によると12歳)のころ、叔父である植芝盛平(合気道の創始者)に連れられて大東流の稽古を見学した。惣角から「坊、一緒に稽古せえ」と勧められるが、井上は「ワシはおっちゃんの稽古嫌いやから嫌や、おっちゃんの稽古しても役に立たんし強ならへん」とあからさまに大東流の稽古法を否定された(傍らでそのやりとりを見ていた植芝盛平が、逆に顔面蒼白になったという)。しかしそんな生意気な井上少年に対し、惣角は一切叱ることはなく、「そうかそうか」と笑って許したという。
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