二宮俊実覚書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/27 13:42 UTC 版)
俊実は武勇だけでの人ではなかった。岩国移封後に、吉川氏の正当性を主張するために覚書の執筆を主君・吉川広家に依頼された。俊実は80歳を超える高齢であったが、最期のご奉公と、記憶を辿って一冊の書を完成させた。これが『二宮俊実覚書』である。この覚書は貴重な資料とされ、毛利氏歴史研究の重要な研究材料となっている。また、この後に執筆された『安西軍策』『陰徳記』『陰徳太平記』の基本資料となっている。
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