二十三夜塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/27 02:18 UTC 版)
旧暦23日の月待の記念として、二十三夜講中によって造立された塔である。二十三夜待は勢至菩薩を本尊とし、月待を行う日は、毎月23日、あるいは正月、5月、9月、11月の23日など、地方によって異なる。他の月待塔は地域による分布の偏りがあるのに対し、二十三夜塔は日本全国に分布している。文字塔と刻像塔があり、刻像は勢至菩薩が多い。二十三夜待は「三夜待」「三夜供養」のように二十を省略して呼ばれることがある。文字塔には「念三夜」や「月天子」と刻むものがある。東京の妙法寺 (杉並区)には二十三夜堂があり、毎月23日に開帳する。
※この「二十三夜塔」の解説は、「月待塔」の解説の一部です。
「二十三夜塔」を含む「月待塔」の記事については、「月待塔」の概要を参照ください。
- 二十三夜塔のページへのリンク