二・二六事件のエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/17 03:45 UTC 版)
安田のほか、坂井直中尉、高橋太郎少尉、麦屋清済少尉が率いる150人の襲撃部隊が、東京府東京市四谷区仲町三丁目(現:東京都新宿区若葉一丁目)の内大臣斎藤実の私邸を急襲。斎藤を機関銃で殺害した。 このあと、 安田は高橋少尉とともに30人を連れ、上荻窪の渡辺錠太郎教育総監私邸へ向かい、 渡辺を射殺。後の安田の供述によれば、本来、渡辺に関しては殺害する意図は無く、陸軍大臣官邸まで連行するのが目的であったという。なお、このとき殺害現場に居合わせた渡辺の次女・渡辺和子(学校法人ノートルダム清心学園の理事長)と、安田の弟・善三郎とは、現在に至るまで交流があるという。 辞世(処刑5分前の書) 「あをぐもの涯に/我がつとめ 今は終わりぬ 安らかに 我れかへりなむ 武夫の道」 墓所: 賢崇寺(東京都港区元麻布)
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