乳酸菌との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:30 UTC 版)
糖化菌はアミラーゼを産生し、デンプンを糖へ分解する。そのためデンプンを分解できない乳酸菌の増殖を促進する働きがある。デンプンを主体とした栄養成分で構成される液体(培地)で乳酸菌を単独培養した場合、乳酸菌は10倍程度しか増殖しないが、乳酸菌と糖化菌を混合培養することで乳酸菌は培養後約100倍程度に増殖し、両菌の間に共生関係が成立していることが証明されている。これは日本酒の製造におけるコウジカビと酵母の関係と同様である。
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