九龍湾・観塘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 16:45 UTC 版)
九龍湾から観塘にかけては、古くから開発されてきた住宅地である。超高層アパートが地下鉄路線沿いに軒を連ね、周囲に広がる山の中腹にまで及んでいる。 海岸地域には閉鎖された啓徳空港が近かった事もあり、巨大な倉庫街やかつて小規模工場として使われたビル群が広がる。付近には香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターができるまで香港でも最大級の展示施設であった香港国際展貿中心(中国語版)がある。 啓徳空港跡地は、閉鎖後暫くは空港ターミナルビルを有効利用し、ゴーカートやボウリング場といったアミューズメント施設や自動車展示場、香港政府の合同庁舎などで使用されていた。ターミナルビルは現在既に取り壊されている。他に旧滑走路跡にセメント工場が建設されるのみで、ながらく目立った工事は行われていなかったが、最近になって旧空港用地は観塘地区とともに香港島のセントラルを上回る規模のオフィス街に変貌させる開発計画案も出されるなど、再開発が始まっている。
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