久谷雉とは? わかりやすく解説

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久谷雉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/10 17:05 UTC 版)

久谷 雉(くたに きじ、1984年 - )は、日本詩人。本名、尾高悠一[1]

経歴

埼玉県深谷市に生まれる。埼玉県立熊谷高等学校1年在学中に詩作を始める[1]。「詩の雑誌 midnight press」の「詩の教室 高校生クラス」投稿を経て、2003年、第一詩集『昼も夜も』(ミッドナイト・プレス)を出版[2]

埼玉県立熊谷高校卒業後、日本大学芸術学部文芸学科に入学。

2020年時点では私立中学校の国語科教員[3]

2024年時点では茨城県牛久市にあるの東洋大学附属牛久中学校・高等学校国語科教員

日本大学芸術学部文芸学科 芸術教養課程非常勤講師を兼任。

また、2025年には現代詩手帖新人作品欄の選者を務めている。

受賞歴

作品リスト

単行本

詩集

  • 『昼も夜も』ミッドナイト・プレス、2004年1月
  • 『ふたつの祝婚歌のあいだに書いた二十四の詩』思潮社、2007年10月
  • 『影法師』ミッドナイト・プレス、2015年12月
  • 『女声合唱とピアノのための 風の解釈』の詩を担当。作曲は信長貴富音楽之友社、2020年2月
  • 『花束』思潮社、2024年7月

監修

寄稿

  • 「「日常」以前」 - 『佐々木安美詩集』 (現代詩文庫 ; 245)思潮社、2019年11月、(解説として)

単行本未収録

  • 「逆説」 - 『文學界』2024年12月号

エッセイ・論考・解説など

  • 「 「バス」のにぎわいから遠く……」 - 『現代詩手帖』2012年9月号 (特集 杉山平一を読む)
  • 「後退戦」 - 『現代詩手帖』2022年6月号  (清水哲男追悼)
  • 「光のたゞ中」 - 「中原中也研究」第28号(2023年8月31日発行)(巻頭エッセイ)
  • 「風になる」 - 『現代思想』2024年9月号 (特集=読むことの現在)
  • 「「詩人のふり」をしたもの者について」 - 『文學界』2025年1月号(追悼 谷川俊太郎

鼎談

  • 「詩がそこに立っている——谷川俊太郎という問い」 佐々木幹郎、蜂飼耳、久谷 雉 - 『現代詩手帖』2008年4月号
  • 「言葉の解体が前提の世界で」 久谷雉+鳥居万由実+森本孝徳 - 『現代詩手帖』2016年8月号
  • 「詩史/詩誌の途上に――孤絶と共同体」久谷雉、佐藤雄一、鳥居万由実 - 『ユリイカ』2023年8月号(座談会)

脚注

  1. ^ a b 文芸部 - 埼玉県立熊谷高等学校”. kumagaya-h.spec.ed.jp. 2023年3月30日閲覧。
  2. ^ 詩の教室目次”. www.midnightpress.co.jp. 2023年3月17日閲覧。
  3. ^ 女声合唱とピアノのための 風の解釈 久谷 雉(詩) - 株式会社音楽之友社”. 版元ドットコム. 2023年3月17日閲覧。
  4. ^ 第9回中原中也賞が久谷雉さんの『昼も夜も』に決定しました - 山口市ウェブサイト”. www.city.yamaguchi.lg.jp. 2023年3月17日閲覧。

外部リンク




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