久貝正世

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久貝正世

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/06/23 00:43 UTC 版)

凡例 久貝正世
時代	江戸時代前期
生誕	慶長10年（1605年）
死没	寛文9年2月3日（1669年3月4日）
別名	通称：甚三郎、忠三郎、八兵衛、忠左衛門
墓所	下谷白泉寺
幕府	江戸幕府 旗本寄合
主君	徳川秀忠→家光→家綱
氏族	久貝氏
父母	父：久貝正俊、母：宇佐美長元娘
兄弟	正之、正世、正信、正偏
妻	阿倍正之娘
子	松平氏信室、女子、山崎重政室 養子：八兵衛、正方

久貝 正世（くがい まさよ）は、江戸時代前期の旗本寄合。久貝正俊の子。河内国に5000石を領する。現在の枚方市に領地を所有していた。

略歴

慶長19年（1614年）、徳川秀忠に拝謁し、その後小姓組となったのち、200石を賜る。寛永3年（1626年）秀忠の上洛に付き従い、寛永10年（1633年）その功により200石加増される。正保4年（1647年）12月、父・正俊が病となり大坂に赴く。翌年正俊が没すると家督を継ぎ5000石を領し、それまでの封地400石を弟・正偏に与えた。

慶安2年（1649年）姫路城を松平直基への引渡し役を堀直景と共に務める。承応2年（1653年）閏6月同地の番を離れ寄合に列した。明暦元年（1655年）日光門主守澄法親王上京にお供をする。

寛文9年（1669年）死去。享年65。墓所は下谷白泉寺。

参考文献

• 『新訂寛政重修諸家譜』第16巻