久冨鉄太郎の乱捕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 20:15 UTC 版)
久冨が明治時代に教授していた乱捕である。投手、占(絞技)、固、手足順逆捕(関節技)で56の技がある。居取、行逢は相手と組む前の心得、五体勢は乱捕における五種類の組み方である。投手は機會投、腰投、捨身投の三種に分類していた。 居取、行逢 五体勢 方、三角、斜、平身、円 投手 機會投 足ノ拂、後之先、引落、向拂、つま懸、内股、裏、膝捌、夢想投、背揚落、衣カツギ、一文字(寝込)、スクイ足、裏挟之投(蟹挟) 腰投 上手腰、下手腰、負腰、拂腰、割腰、腰ノ反シ、貫抜腰、裏腰 捨身投 四手投、海老投、左右朋投、背負投、上下腕巻込ミ、廻リ投、踏反シ、尺反シ、貫抜返シ、逆捨身 エモン占、胴占 左右ノ絞リ、十文字、突込み、捻リ反シ、背口違イ取、裡占、羽骸占、胴占 固メ 袈裟固メ、貫抜固メ、タスキ固メ、四方固メ、乗馬固メ、踏流シ、割固メ、海老固メ 手足順逆捕 巻込ミ、貫抜、腕搦ミ、袖カラミ、小手反シ、手首折、足搦ミ
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