久世町三坂下瀬戸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 07:05 UTC 版)
「トラフダケ自生地」の記事における「久世町三坂下瀬戸」の解説
1791年(寛政3年)に久世早川代官によって伐採が禁じられて留山とされ、明治維新まで住民の出入りを禁止していたのが、このトラフダケの自生地である。場所はJR姫新線久世駅北東約1キロほどの岡山県道65号久世中和線沿いから、旭川水系三坂川を東岸へ渡った先にある川沿いの畦道を抜けた山腹の急斜面にある。入口に案内標識等は無いが、指定地には国指定天然記念物であることを示す真庭市教育委員会が設置した解説板が設置されている。ロープで囲まれた約5メートル×30メートルの範囲に約800本のヤシャダケが生育しており、2001年(平成13年)11月の調査では16本の稈に虎斑が出現していることが確認されている。斜面上部は常緑・落葉樹林が混合しており、ヤシャダケの周囲にはアケビ、アオギリ、ホシダなどが少々生育している。 久世町三坂の指定地。2021年3月25日撮影。
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