久世駒形稚児
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/25 00:18 UTC 版)
祇園祭の久世駒形稚児はこの神社の氏子から選ばれる。久世駒形稚児は祇園祭の神幸祭・還幸祭では馬に乗って、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が鎮まる中御座神輿(なかござみこし)の先導を務めるが、この際に胸にかける木彫りの馬の首(駒形)は國中社の神体を模したものである。通常は神社の境内では長刀鉾の稚児はもとより皇族であっても下馬しなければならない(皇族下馬)が、久世駒形稚児は神の依りとして下馬せずに八坂神社の境内に参入する。なお、八坂神社の素盞嗚尊は和御魂(にぎみたま)で、綾戸國中神社の方は荒御魂(あらみたま)であるとされている。
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