乃美大方とは? わかりやすく解説

乃美大方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/08 15:30 UTC 版)

乃美大方(のみ の おおかた、生年不詳 - 慶長6年9月14日1601年10月9日))[1]は、戦国時代から安土桃山時代の女性。安芸国戦国大名毛利元就継室[2]、または側室実名は不明。法名は「智光院殿蘭渓怡秀大姉」。

父は小早川氏の一族である乃美弾正忠弘平[1][2]、あるいは乃美安芸守隆興[3](毛利家乗による)。

生涯

毛利元就の正室である妙玖の死後、天文17年(1548年)頃に元就に嫁いだ。継室であったとも、側室であったとも言われる。

天文20年(1551年)に元就の四男・少輔四郎(後の穂井田元清)永禄2年(1559年)に七男・少輔六郎(後の天野元政)、永禄10年(1567年)に九男・才菊丸(後の小早川秀包)を産む[4]

慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いの後に毛利氏防長移封に従い、長門国豊浦郡秋根[注釈 1]に移住するも、翌慶長6年(1601年9月14日に病没する[1][2]

墓所は山口県下関市功山寺

関連作品

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b c 小都勇二 著「元就の家族」、河合正治 編『毛利元就のすべて』新人物往来社、1986年。 
  2. ^ a b c 時山 1916, p. 76.
  3. ^ 三原市史 第一巻 1977, p. 486.
  4. ^ 時山 1916, pp. 79–80.

参考文献

関連項目





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