主鎖の決定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:19 UTC 版)
3つ以上の炭素と結合している炭素があるとき、化合物は複数の炭素鎖を持つ。このとき、分子の場合は全て、置換基の場合は直接結合する炭素を基点として、鎖を構成する炭素が最も多くなるような鎖を主鎖とする。ただし、R1(R2)C=C(R3)R4 という形の不飽和鎖において、R1-C-R2 あるいは R3-C-R4 を主鎖としてはならない。主鎖でない別の炭素鎖は、水素をアルキル基で置換したものとみなす。 CH 3 − CH 2 − CH 2 − CH ( C 2 H 5 ) − CH 3 {\displaystyle {\ce {CH3-CH2-CH2-CH(C2H5)-CH3}}} 2-ethylpentaneではなく、3-methylhexane
※この「主鎖の決定」の解説は、「IUPAC命名法」の解説の一部です。
「主鎖の決定」を含む「IUPAC命名法」の記事については、「IUPAC命名法」の概要を参照ください。
- 主鎖の決定のページへのリンク