主な後続文献
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 10:14 UTC 版)
4-5世紀ごろのヴァーツヤーヤナ(英語版)の『ニヤーヤ・バーシャ』、6世紀後半のウッドョータカラ(英語版)の『ニヤーヤ・ヴァールッティカ』、9-10世紀ごろのヴァーチャスパティ・ミシュラ(英語版)の『ニヤーヤ・ヴァールッティカ・タートパリヤティーカー』、11世紀ごろのウダヤナ(英語版)の『パリシュッディ』の注解書四部作が文献の根本をなすほか、ジャヤンタ・バッタ(英語版)が著した『ニヤーヤ・マンジャリー』も注解書の一面を持つ。独立作品としての文献にはウダヤナの『ニヤーヤ・クスマーンジャリ』と『アートマ・タットヴァ・ヴィヴェーカ』がある。前者は神の存在証明を試みた著作であり、後者は仏教の無我説に対する批判である。その他、バーサルヴァジュニャ(ロシア語版)の『ニヤーヤ・ブーシャナ』があり、これはシヴァ神の直見が解脱への最終階梯であるなど説いた有神論的色彩の強い異色の作品である。
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