丹下 典膳(たんげ てんぜん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 21:50 UTC 版)
「薄桜記」の記事における「丹下 典膳(たんげ てんぜん)」の解説
旗本随一の剣の遣い手と名高く、器量も良いと評判の直参旗本。千春と結婚してふた月で大坂城番組を命じられ、離れ離れの生活を送ることになる。いつ何時も家来への思いやりを忘れない心優しい人柄。千春とも周囲や下人が羨むほど仲睦まじい。口さがない者の話で、千春の不義密通の噂を耳にしてしまい懊悩するが、妖狐の仕業に見せかけ、千春に対する醜聞を一蹴させた後に離縁する。離縁を申し入れに長尾家へ赴いた際、竜之進に斬りつけられ、左腕を失う。この時、無抵抗だったことが、武士としてあるまじきことと断じられ、丹下家は取り潰しとなる。
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