中高ドイツ語とは? わかりやすく解説

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中高ドイツ語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 04:29 UTC 版)

中高ドイツ語(ちゅうこうドイツご、独:Mittelhochdeutsch)とは、高地ドイツ語1050年頃から1350年頃にかけての段階のことをいう。それより前は古高ドイツ語(およそ750年1050年)、それより後の時代については初期新高ドイツ語1350年頃から1650年頃まで)と呼ぶ。


  1. ^ Die Lieder Neidharts. Hrsg. von E. Wießner. 3. Auflage. revidiert von H. Fischer. Tübingen: Niemeyer 1968 (=ATB 44), Sommerlieder, Nr. 21, I.
  2. ^ Dieter Kühn: Herr Neidhart. Frankfurt a.M.: Insel 1981, S. 10.
  3. ^ 伊東泰治・馬場勝弥・小栗友一・有川貫太郎・松浦順子訳「ナイトハルトの叙情詩」(その一)〔名古屋大学総合言語センター『言語文化論集』V-2 (1984) 205頁〕
  4. ^ ドイツ語表記では、Mittelhochdeutsch-Japanisches Taschenwörterbuch。Kozo Hirao(平尾浩三)による書評(Germanistik: internationales Referatenorgan mit Bibliographischen Hinweisen 33. Jg. (1992), 3/4 (Tübingen, Niemeyer))、松浦純による書評(日本独文学会『ドイツ文学』89号 1992 154-156頁)、および古賀允洋による書評(『図書新聞』1991年11月16日付)において、中世ドイツ語の優れた文学作品を読む際に非常に役に立つ、旨の高い評価が与えられている。なお、古賀の書評に対して、小栗が応えた小文「『中高ドイツ語小辞典』について」が『ラテルネ』68号 同学社 1992.9. 15頁にある。
  5. ^ 1960年代、田中康一(Kōichi Tanaka)作成の、ドイツの大学教授らによる中世文学文学作品の朗読:Deutsches Lautarchiv : alte Germanistik, gegründet und geleitet von Kōichi Tanaka. はオープンリールテープとして日本の主要大学に配布されたが、小栗友一の依頼により、有川貫太郎・清水光輝によって光ディスクの1 DVD-R ; 12 cm. が作成され、その一枚が名古屋大学図書館に所蔵されている。なお、 1 pamphlet (9 sheets)が付属している。


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