世界1と世界2の相互作用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 03:52 UTC 版)
「ポパーの3世界論」の記事における「世界1と世界2の相互作用」の解説
世界1と世界2が相互作用するという理論は、デカルト的二元論に対する代替案である。デカルトは、思惟する実体(res cogitans)と延長をもつ実体(res extensa)という2つの本質的実体から宇宙は構成されていると考えたが、ポパーの宇宙論はこの本質主義を退ける。ポパーは、物理的状態と心的状態が両方とも存在し、相互に作用を及ぼすという常識的な世界観を保持するのである。
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