不正確な互換性の主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 05:26 UTC 版)
「12.7x108mm弾」の記事における「不正確な互換性の主張」の解説
しばしば主張されることとして、アメリカの12.7x99mm NATO弾は、ソ連またはロシア連邦製の12.7x108mm弾を使用する機関銃で発砲できるというものがある。12.7mmx108mm弾は「.51口径弾」とも呼ばれている。この互換性の主張は、ベトナム戦争中、アメリカの情報公開において12.7x108mm弾が「.511口径」と記載されたことによる臆説だった。 実際には、たとえ弾丸直径が同じ程度であっても、2種の弾薬筒の間には寸法の差が存在している。このため12.7x99mm弾用の銃に12.7x108mm弾を使用した場合でも、その逆の場合でも、正しい装填動作が妨げられる。
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