下放れ

証券用語集

下放れ

株価が急に下げて、それまでの水準を大幅に突き抜けること。
下放れを図式的に言えば、下放れ以前の株価はなだらかな連続した線であったのが、下放れすると株価は段落がついて不連続したもの、つまり地殻変動の断層みたいなものになります。例えば、700円をはさんでもみ合っていた株が、10～20円落ちただけでは下放れとは言えませんが、一気に60～70円も下げるようならば下放れに当たります。また、前日の終わり値より翌日についた最初の値段が大幅に下落した時、「下放れで寄った」と言います。いずれにしても、下放れは下落の幅の大きさによります。下放れが起きるのは、思いがけない悪材料が出現した時などに多いようです。

商品先物取引用語集

下放れ（したばなれ）

前の立会値段より飛び離れて安くなったこと、または罫線で、下値支持線を過ぎた所まで値段が下落したことをいいます。
反意語：上放れ

隠語大辞典

下放れ

読み方：したばなれ

1. 取引所の語、直段が〓かに落つる事。
2. 前の相場よりも意外に安い値段で出来たこと。
3. シタバナレ。前の相場より安い値段で出来たこと。
4. 〔取〕前日又は前場より相場が低落すること。

分類 取引所、相場

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「下放れ」の例文・使い方・用例・文例

• 新たな悪材料の出現により、市場は下放れした。