下山事件の発生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/23 02:15 UTC 版)
「日本の熱い日々 謀殺・下山事件」の記事における「下山事件の発生」の解説
国鉄の大規模ストライキを前に世間が騒然としている7月5日、昭和日報の社会部記者・矢代(仲代達矢)は、上野に集結するシベリヤからの復員兵たちの集会を取材していたが、その時、下山国鉄総裁が行方不明になっていることを知らされた。運転手の証言によれば、下山は、朝に会議のために公用車で自宅を出た後、日本橋の三越に立ち寄り、そこで消息を絶っている。 7月6日午前0時25分頃、東京都足立区にある常磐線(北千住駅-綾瀬駅間)が東武伊勢崎線と交差するガード下で、下山の轢断された死体が発見された。内閣官房長官(仲谷昇)は、即日、下山が他殺されたのではないかとの声明を出した。「下山事件特別捜査本部」が設置された。このうち警視庁捜査一課では自殺説、捜査二課および東京地検の特捜部では他殺説に傾いていくことになる。
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