上泉秀信とは? わかりやすく解説

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上泉秀信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/01 14:40 UTC 版)

上泉 秀信(かみいずみ ひでのぶ、1897年2月12日 - 1951年5月14日)は、日本劇作家新聞記者

生涯

山形県米沢市生まれ[1]。米沢中学(現山形県立米沢興譲館高等学校)時代は浜田廣介大熊信行と同人誌を発行。

早稲田大学中退。大正初期から短歌戯曲を発表。都新聞学芸部長として、尾崎士郎の『人生劇場』を連載させた。

1935年発表の「村道」は4幕の舞台として創作座にて上演。1938年発表の「ふるさと紀行」も、翌1939年に4幕の舞台として新築地劇団により築地小劇場で上演された[1]

戦時中は大政翼賛会文化副部長。

戦後は福島県に疎開。「わが山河「鯉」(1946年)、「節分の客」(1948年)などを執筆[1]

アントン・チェーホフの影響を受けた作品が多くみられる[1]

著書

  • 村道 戯曲集 竹村書房 1935
  • 「ふるさと」紀行 竹村書房 1938
  • 愛の建設者 羽田書店 1939
  • 今昔 協力出版社 1940
  • わが山河 評論随筆 羽田書店 1940
  • 愛と鞭と 協力出版社 1941
  • 地方と文化 高山書院 1942
  • 文化の樣相 大日本出版 1942.3
  • 文化のこころ 翼賛出版協会 1943
  • 種蒔く人 品川弥二郎の生涯 日本文林社 1943
  • 人形劇運動 園池公功,伊藤熹朔と監修 中川書房 1943
  • 旧友 翼賛出版協会 1944
  • 山道 翼賛出版協会 1944 (農村建設文学叢書)
  • 新しき耕土 第1部 三島書房 1947

脚注

  1. ^ a b c d 高村健一 著「上泉秀信」、山形新聞山形放送 編『山形県大百科事典』山形放送、1983年、184頁。 

参考

  • 日本近代文学大辞典 



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