上映作品・観客層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 07:23 UTC 版)
津大門シネマでは主にミニシアター系の作品を上映していた。津大門シネマが開館するまでは津市近辺の映画館でミニシアター系の作品が上映されることは少なく、わざわざ津市から愛知県名古屋市の映画館に通う人もいた。邦画、ヨーロッパ映画、アジア映画、南アメリカ映画などさまざまな国の作品が上映された。 客の9割は30代から70代が中心の女性であり、朝一番の上映には特に主婦が多い。午前中に映画を鑑賞した後、大門大通り商店街で昼ご飯を食べて買い物を楽しむ観客が多かった。学生などの若者は少なく、観客の年齢層が高いため、中高年が主人公の作品を上映することも多い。入館者数は土日で80-100人ほどだった。谷口は「津で当たるのは、原作のしっかりした文芸映画やクラシックなどの音楽映画」、「津市ではなぜか人気映画が当たらない。でもほかで当たらない音楽映画などが人気になるんですよ」、「津市で受けるのは文芸作品や難病もの」などと語る。
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