SBI証券 (1945-2007)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > SBI証券 (1945-2007)の意味・解説 

SBI証券 (1945-2007)

(三重証券 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/02 06:01 UTC 版)

SBI証券株式会社
SBI SECURITIES Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報
ヘラクレス(廃止) 8696
2004年2月2日 - 2006年3月1日
本社所在地 日本
102-0073
東京都千代田区九段北一丁目8番10号
設立 1945年(昭和20年)2月14日
(金泉証券株式会社)
廃止 2007年(平成19年)10月1日
(SBIイー・トレード証券に合併)
業種 証券、商品先物取引業
金融機関コード 9568
事業内容 証券業
代表者
  • 伊澤健(代表取締役社長CEO)
  • (2006年1月26日現在)
資本金
  • 121億1889万円
  • (2005年3月31日)
売上高
  • 単独:117億600万円
  • (営業収益、2006年3月期第3四半期)
営業利益
  • 単独:57億100万円
  • (2006年3月期第3四半期)
経常利益
  • 単独:58億2300万円
  • (2006年3月期第3四半期)
純利益
  • 単独:49億7800万円
  • (2006年3月期第3四半期)
総資産
  • 単独:1013億5200万円
  • (2006年3月期第3四半期)
従業員数
  • 単独:400名
  • (2006年3月期第3四半期)
決算期 3月31日
主要株主 SBIホールディングス 100%
関係する人物 北尾吉孝
テンプレートを表示

SBI証券株式会社(えすびーあいしょうけん、: SBI SECURITIES Co.,Ltd.)は、かつて存在した日本の対面式証券会社。2007年10月1日、SBIイー・トレード証券(現・2代目SBI証券)に吸収合併され解散した。

沿革

  • 1945年(昭和20年)
    • 2月14日:金泉証券株式会社として設立。
  • 1946年(昭和21年)
    • 6月:商号を金泉証券から、東京第一証券株式会社に変更。
  • 1949年(昭和24年)
    • 11月:商号を東京第一証券から、東一証券株式会社に変更。
  • 1971年(昭和46年)
  • 1987年(昭和62年)
  • 1999年(平成11年)
    • 4月:日栄証券を吸収合併のうえ、商号をワールド日栄証券株式会社に変更。
  • 2003年(平成15年)
  • 2004年(平成16年)
    • 2月2日:同じくSBIグループのソフトバンク・フロンティア証券を吸収合併のうえ、商号をワールド日栄フロンティア証券株式会社に変更[5]大証ヘラクレス市場に新規上場。
  • 2005年(平成17年)
    • 7月1日:商号をワールド日栄フロンティア証券から、SBI証券株式会社に変更[6]
  • 2006年(平成18年)
    • 3月1日:SBIホールディングスを完全親会社、SBI証券を完全子会社とする株式交換を実施。大証ヘラクレス市場より上場廃止、親子上場を解消[リリース 1]
    • 10月:本店・本社を、東京都千代田区九段北1丁目8-10に移転。
  • 2007年(平成19年)
    • 10月1日:同じくSBIグループのSBIイー・トレード証券(オンライン証券)に吸収合併され解散[7][8]

不祥事

  • 2005年6月23日、証券取引等監視委員会はワールド日栄フロンティア証券(当時)の投資信託の一部業務で法令違反があったとして、金融庁に対して同社への行政処分を勧告[9]
    • 勧告理由として、ワールド日栄フロンティア証券(当時)の営業員が繰上償還を迎える投資信託受益証券の乗換勧誘をする場合、顧客に対して当該乗換に関する重要事項「償還乗換優遇制度」の説明が行われていなかったというもの。また、その要因として、ワールド日栄フロンティア証券の営業本部長と専務(いずれも当時)の上記業務に関し、営業員への適切な業務指導を怠っていたと指摘。
    • 同年6月29日、金融庁はワールド日栄フロンティア証券に対して、行政処分を発令[10]

脚注

  1. ^ 現在の大阪市中央区に編入
  2. ^ 1984年(昭和59年)4月1日、長野県松本市の松興證券を吸収合併の上で、旧商号の三重證券から変更。参照:三重證券(株)、松興證券(株)「合併公告」『官報 昭和58年本紙』、第17058号、30頁、1983年12月13日、国立印刷局

リリース

  1. ^ 株式交換契約締結に関するお知らせ」、2005年12月1日、SBI証券株式会社。

出典

  1. ^ 東一証券(株)、北陽証券(株)「合併公告」『官報 昭和46年本紙』第13407号、国立印刷局、1971年8月28日、28頁。 
  2. ^ 東一証券(株)、大洋証券(株)「合併公告」『官報 昭和62年本紙』第18129号、国立印刷局、1987年7月24日、23頁。 
  3. ^ 鈴木恭子; 上野英治郎 (2003年10月9日). “ソフインベ:ワールド日栄を買収、80億円弱で - ソフフロ証と統合(3)”. Bloomberg. ブルームバーグ. 2003年10月11日閲覧。
  4. ^ 「ワールド日栄証券を買収 / ソフトバンク系が子会社化」『四国新聞四国新聞社、2003年10月9日、夕刊。
  5. ^ 上西聡子、松嶋登「SBI証券とグループ戦略:企業生態系の形成による収益戦略の変遷」『神戸大学経営学研究科 Discussion paper』第2010巻第16号、神戸大学大学院経営学研究科、2010年3月、3-6頁。 
  6. ^ 44 銘柄異動等”. 日本取引所グループ (2005年7月). 2005年8月1日閲覧。
  7. ^ イー・トレード、SBI証券と合併”. ITmedia NEWS. ITmedia (2007年4月27日). 2007年5月6日閲覧。
  8. ^ イー・トレード証券とSBI証券が合併締結、富裕層に向けた提案型プライベートバンキング業務を強化”. CNET Japan. CNET (2007年5月8日). 2007年5月13日閲覧。
  9. ^ ワールド日栄フロンティア証券株式会社に対する検査結果に基づく勧告について”. 証券取引等監視委員会 (2005年6月23日). 2005年6月24日閲覧。
  10. ^ ワールド日栄フロンティア証券株式会社に対する行政処分について”. 金融庁 (2005年6月29日). 2005年6月29日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「SBI証券 (1945-2007)」の関連用語

SBI証券 (1945-2007)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



SBI証券 (1945-2007)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのSBI証券 (1945-2007) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS