三桂あって詰まぬことなし (さんけいあってつまぬことなし)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 13:55 UTC 版)
「将棋の格言」の記事における「三桂あって詰まぬことなし (さんけいあってつまぬことなし)」の解説
大げさな表現であり詰まない事も多いが、桂馬は駒を飛び越えて玉将を攻撃できるので、桂馬が3枚あるといろいろな寄せが可能であるということ。実戦例として大山康晴が敵玉を桂馬三枚で詰ませてしまった例がある。なお、畠山成幸によればこの格言の三桂は持ち駒だけではなく盤上の桂馬も含んでいるという。週刊将棋(2004)では、「桂三枚で詰む囲いとはどんな囲いなのだろうか」と、にべもない。むしろ自身が3枚の桂馬を持っている時は、桂馬によりこちらの金銀が剥がされた形跡なのではないか(相手はその分金銀を持っているのではないか)としている。
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