三曲万歳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 01:33 UTC 版)
1839年(天保10年)頃に演じられるようになったといわれる万歳の形式で、鼓・三味線・胡弓の三楽器を用いることから三曲万歳と呼ばれるん。歌舞伎などからの演目を取り入れて、芝居の演じ手と楽器の弾き手が分かれ、舞台上で演じるもので芝居万歳とも呼ばれた。また、なぞかけ問答やお笑いで進める音曲万歳もあった。これらの万歳も各地に広まり、3人がそれぞれ鼓・三味線・胡弓を持ちながら謡うという形のものも現れた。現在でも落語の寄席などで度々演じられる。
※この「三曲万歳」の解説は、「尾張萬歳」の解説の一部です。
「三曲万歳」を含む「尾張萬歳」の記事については、「尾張萬歳」の概要を参照ください。
- 三曲万歳のページへのリンク