三弦トラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 06:27 UTC 版)
三弦トラスとは、断面が三角形となったトラス橋である。日本では、水管を弦材として用いる形で水路橋に多用される。 三弦橋 - 大夕張ダムのダム湖にかかる元森林鉄道のトラス橋。夕張シューパロダムの建設に伴い水没することになったが現存する。 あやとり橋 - 山中温泉の温泉街にかかる歩行者専用橋。逆三角構造で、湾曲している。 長坂橋 - 米代川にかかる歩行者専用橋。逆三角形の上路式トラスで、元は花岡鉱山の鉱滓ダムから浅内鉱滓堆積場までを結ぶ鉱滓輸送管用の橋を周辺住民の要望により歩行者水管併用橋としたもので、鉱山の閉山に伴い輸送管は撤去された。 川原平橋 - 目屋ダムのダム湖にかかる西目屋村道の道路橋。道路橋としては珍しい上路式三弦トラスだったが、津軽ダムの建設に伴い水没することとなったため解体され現存しない。
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