三国志演義での辛毗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 05:53 UTC 版)
小説『三国志演義』では名前は辛毘と表記されている。袁譚配下として登場し、史実と同様、曹操との使者に立ち、やがて曹操と通じるようになる。審配に殺害されたのは自身の家族であるということになっている。その後、曹操配下時には目立った活躍がないが、曹丕の代から諫言役として再び物語に登場する。蜀との戦いでは、齢八十を超えている老人になっており諸葛亮の挑発によって逸ろうとする魏軍の前に現れる。これは司馬懿の意図を汲み、鉞を担いで1人で立ち塞がり進軍を抑えるためであった。その報告を聞いた諸葛亮は「ああ、その老人は辛佐治だ」と嘆き、自身の挑発が成功しないことを悟ることになる。
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