七重大塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 10:05 UTC 版)
足利義満によって応永6年(1399年)に建てられた七重大塔は、応永10年(1403年)に落雷で焼失したが、七重大塔は全高(尖塔高)109.1m(360尺。比較資料:1 E2 m)を誇り、史上最も高かった日本様式の仏塔である。1914年(大正3年)の日立鉱山の大煙突(高さ155.7m)竣工までのおよそ515年間、高さ歴代日本一の構築物の記録は破られなかった。七重大塔は北山山荘(現・鹿苑寺)内に塔を移して再建された(北山大塔)が、義満の没後の応永23年(1416年)に再び落雷で焼失した。その後、足利義持の意向で相国寺の元の場所にて再建されたのが3代目の塔であるが、文明2年(1470年)にまたもや落雷で焼失している。
※この「七重大塔」の解説は、「相国寺」の解説の一部です。
「七重大塔」を含む「相国寺」の記事については、「相国寺」の概要を参照ください。
- 七重大塔のページへのリンク