七大聖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/21 14:12 UTC 版)
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七大聖(しちたいせい)は、中国の小説『西遊記』において、主人公である孫悟空と、彼と結義した6人の妖王を総称したものである。これら7人がそれぞれ「○○大聖」と自称したことに由来し、その兄弟をまとめて「七大聖」と呼ぶ[1]。年長順に牛魔王を盟主とし、続いて美猴王(孫悟空)、蛟魔王、鵬魔王、獅駝王、獼猴王、禺狨王の順に自号したものである。
一覧
以下に、七大聖それぞれの本来の名および自号した大聖号を年長順に示す。
七大聖 | |||||
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王号 | 大聖号 | ||||
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脚注
七大聖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 17:12 UTC 版)
西遊記では牛魔王など孫悟空と義兄弟の契りを交わした妖仙はその場で全員、○○大聖を自称した。兄弟全体を「七大聖」と謳われた。 なお、下表の通り牛魔王が一番上(つまり年長を意味する)である。上から順番に、牛、石猿、蛟(竜の一種)、鵬、獅子、獼猴(大型の猿)、狨(日本では尾の長いむく毛の猿とする)が本相である。このうち狨とは、清の蒲松齢『聊斎志異』黒獣の批評では猿を襲って食べる猿とし、『本草綱目』にも記述される。なお『本草綱目』では果然という猿がおりまたの名を𤟹(ぐ、犭偏に禺)という。 孫悟空(美猴王)と妖魔義兄弟王号大聖号牛魔王 平天大聖 美猴王 斉天大聖 蛟魔王 覆海大聖 鵬魔王 混天大聖 獅駝王 移山大聖 獼猴王 通風大聖 𤟹狨王 駆神大聖
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