一段動詞の五段化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 05:49 UTC 版)
但馬では一段動詞がラ行五段動詞のような活用をする傾向が強い。これは朝来市北部から始まり、周辺に広がっていったものである。「起きる」を例にとると、おきらせる、おきらまい・おきろまい、おきらへん(起きない)、おきれ、おきろお・おきらあ(起きよう)、となり、可能形も「起きれる」のようになる。可能動詞そのものにも五段化が起こるので、不可能形に「起きれらへん」「書けらへん」のような形を生じることになる。
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