一乗寺_(高槻市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 一乗寺_(高槻市)の意味・解説 

一乗寺 (高槻市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/06 13:52 UTC 版)

一乗寺 いちじょうじ
所在地 大阪府高槻市梶原2-9-12
位置 北緯34度52分01秒 東経135度39分03秒 / 北緯34.86694度 東経135.65083度 / 34.86694; 135.65083座標: 北緯34度52分01秒 東経135度39分03秒 / 北緯34.86694度 東経135.65083度 / 34.86694; 135.65083
山号 昌林山
宗旨 日蓮宗真言宗
本尊 題目宝塔
釈迦多宝二仏
創建年 不詳
平安時代中期?
開基 千観(918 – 984)
中興年 応永34年(1427年
中興 日親上人
正式名 昌林山一乘寺
別称 金仙寺(真言宗時代の名称)
法人番号 6120905002032
一乗寺
一乗寺 (大阪府)
テンプレートを表示

一乗寺(いちじょうじ)は大阪府高槻市梶原二丁目(かじはら)[1]にある日蓮宗仏教寺院山号は昌林山。本尊は題目宝塔、釈迦多宝二仏。旧本山は、京都本法寺。親師法縁。

歴史

詳しい創建年月は不詳だが、元々は千観が草創し、当初は金仙寺と称して真言宗に属する寺院であったが、その後は荒廃し、毘沙門天2体を残すだけの無住寺となっていた。応永34年(1427年)に宇野氏・西村氏という地元の住人が、京都の一条戻り橋の袂で辻説法をしていた日親上人の話を聞き感激し、日親上人に請い建立されたと伝えられている。そのときに寺名も一乗寺と改称したという。

寛永年間(1624 – 1643年)に堂宇を焼失したが、慶安3年(1650年)に徳川頼宣の生母・養珠院の寄進により、本堂・庫裏・開山堂などの諸堂が再建された。また、頼宣の息女松姫の病気平癒祈願に、1万石の寺領を寄進されるなど歴代紀州徳川家の崇敬が厚かったと伝えられている。現在の本堂は平成10年に再建されたもので、その他にも山門や開山堂等が再建されている。

その他

クスノキ
  • 境内にある開山堂の横には、「弁慶の駒つなぎ」と言われ、弁慶が馬をつないだという伝説のあるクスノキの大木がある。高さが29m、樹齢は約800年、市の保護樹木にも指定されている。

旧末寺

日蓮宗は昭和16年に本末を解体したため、現在では、旧本山、旧末寺と呼びならわしている。

所在地・交通アクセス

関連項目

  • 梶原寺(廃寺)
  • 畑山神社(もと末寺の立源山永福寺)[2]
  • 福生山田中寺
  • 善處山安穩寺(長岡京市天神二丁目に移転)
  • 遍照院西法寺(本願寺派)

脚注

[脚注の使い方]

外部リンク


「一乗寺 (高槻市)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「一乗寺_(高槻市)」の関連用語

一乗寺_(高槻市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



一乗寺_(高槻市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの一乗寺 (高槻市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS