ヴィータウタス・ランズベルギス=ジェムカルニスとは? わかりやすく解説

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ヴィータウタス・ランズベルギス=ジェムカルニス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/13 04:05 UTC 版)

Vytautas Landsbergis-Žemkalnis

ヴィータウタス・ランズベルギス=ジェムカルニス
生誕 (1893-03-10) 1893年3月10日
ロシア帝国 リンカヴィチェイ
死没 (1993-05-21) 1993年5月21日(100歳没)
 リトアニア ヴィリニュス
職業 建築家
配偶者 オナ・ヤブロンスキーテ=ランズベルギエネ(前妻)
エレナ・クルクリエティエネ(後妻)
子供 アレナ・ランズベルギーテ・カラジイエネ
ガブリエリュス・ジェムカルニス=ランズベルギス
ヴィータウタス・ランズベルギス
ガブリエリュス・ランズベルギス=ジェムカルニス(父)
チェスラヴァ・ルカシェヴィチューテ(母)
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ヴィリニュス・ゲディミナス工科大学にある「ヴィータウタス・ランズベルギス=ジェムカルニス教室」

ヴィータウタス・ランズベルギス=ジェムカルニスVytautas Landsbergis-Žemkalnis1893年3月10日 - 1993年5月21日[1])は、リトアニアの建築家、政治家。

経歴

1893年3月10日、リンカヴィチェイに生まれる。1904年ロシアからリトアニアに戻る[1]

1919年から1922年までリトアニア独立戦争に義勇兵として従軍[1]

1941年リトアニア臨時政府で共同経済相を務める[2][3]

1944年ドイツに亡命[1]1949年オーストラリアに移る[1]

1959年、リトアニアに帰国[1]

1993年5月21日ヴィリニュスにて死す[1]

家族

父はガブリエリュス・ランズベルギス=ジェムカルニス(1852年 - 1916年)、母はチェスラヴァ・ルカシェヴィチューテ(1860年 - 1907年)。

妻は、言語学者ヨナス・ヤブロンスキスの娘であるオナ・ヤブロンスキーテ=ランズベルギエネ。オナとのあいだにアレナ・ランズベルギーテ=カラジイエネ、ガブリエリュス・ジェムカルニス=ランズベルギス、ヴィータウタス・ランズベルギスの3児をもうける。ガブリエリュスは、オーストラリアリトアニア語ラジオ局などで務める。ヴィータウタスは音楽学者であり、またサーユーディスの指導者として独立運動を率い、最高会議議長などを務めた。

その後、エレナ・クルクリエティエネと再婚した。エレナ・クルクリエティエネは前夫とのあいだに娘をもうけている(作家のエレナ・クルクリエティーテ)。

作品

カウナスにある体育会館(現リトアニア体育大学
カウナスにあるピエノツェントラスの建物(現カウナス工科大学

脚注

  1. ^ a b c d e f g Vytautas Landsbergis-Žemkalnis”. 2016年8月6日閲覧。
  2. ^ Lietuvos laikinoji vyriausybė”. Visuotinė lietuvių enciklopedija. 2019年7月15日閲覧。
  3. ^ 重松 2017, p. 184.
  4. ^ エイディンタスほか 2018, p. 278.
  5. ^ エイディンタスほか 2018, p. 279.

参考文献

  • エイディンタス, アルフォンサス、アルフレダス・ブンブラウスカス、アンタナス・クラカウスカス、ミンダウガス・タモシャイティス 著、梶さやか、重松尚 訳『リトアニアの歴史』明石書店、2018年。ISBN 9784750346434 
  • 重松尚 著「リトアニア臨時政府(1941年)——「抵抗」の歴史とその記憶」、橋本伸也編著 編『せめぎあう中東欧・ロシアの歴史認識問題——ナチズムと社会主義の過去をめぐる葛藤』ミネルヴァ書房、2017年、173〜194ページ頁。 ISBN 9784623080946 



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