ワールドテーブルテニスとは? わかりやすく解説

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ワールドテーブルテニス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/16 07:53 UTC 版)

ワールドテーブルテニス(World Table Tennis、略称WTT)は国際卓球連盟の子会社World Table Tennis Pteが運営する卓球の国際大会。

背景

エンターテインメント性の高い大会を目指し、2021年から開始された。 WTTのイベントは「WTTシリーズ」、「WTTフィーダーシリーズ」、「WTTユースシリーズ」の3つに大きく分けられる。 現行のITTFワールドツアーITTFチャレンジシリーズは、新たな名称、新たな形式の大会に置き換えられることとなる[1]

WTTシリーズ

グランドスマッシュ

オリンピック、世界選手権と並ぶWTTが開催する最高峰の大会。年間に最大で4大会を開催。賞金は200万〜300万USドル。シングルスは男女各64名が参加。

WTTファイナルズ

ワールドカップITTFワールドツアーグランドファイナルに相当する大会。 年間2大会(男女各1大会)を開催する、年間の最終戦。 賞金は大会あたり150万USドル。 シングルスは16名、ダブルスは8ペアが参加。 使用する卓球台は1台のみ。

男子シングルス

Year Host City 優勝 準優勝
2021 シンガポール 樊振東 張本智和
2022 新郷市 王楚欽
2023 ドーハ 樊振東
2024 福岡 張本智和

男子ダブルス

Year Host City 優勝 準優勝
2023 ドーハ 袁励岑/向鵬 林高遠/林詩棟
2024 福岡 A・ルブラン/F・ルブラン 戸上隼輔/篠塚大登

女子シングルス

Year Host City 優勝 準優勝
2021 シンガポール 孫穎莎 王芸迪
2022 新郷市 陳夢
2023 名古屋市 王芸迪
2024 福岡 王曼昱 陳幸同

女子ダブルス

Year Host City 優勝 準優勝
2023 名古屋市 孫穎莎/王曼昱 木原美悠/長﨑美柚
2024 福岡 佐藤瞳/橋本帆乃香 大藤沙月/横井咲桜

WTTチャンピオンズ

年間8大会(男女各4大会)を開催。 賞金は大会あたり40万〜60万ドル。 シングルスのみ行い、32名が参加。 使用する卓球台は1台のみ。

WTTスターコンテンダー

ITTFワールドツアーのプラチナ大会に相当する。 年間6大会を開催。 賞金は大会あたり20万〜30万ドル。

WTTコンテンダー

ITTFワールドツアーのレギュラー大会に相当する。 最大で年間14大会を開催。 賞金は大会当たり5万〜7万ドル。

WTTフィーダーシリーズ

WTTコンテンダーよりさらに下部の大会で、WTTのエントリーの大会に位置づけられる。

WTTユースシリーズ

ITTFジュニアサーキットの大会に相当する。

関連項目

脚注

出典

  1. ^ WTT(World Table Tennis)概要を国際卓球連盟が発表”. 卓球レポート (2020年3月19日). 2021年10月8日閲覧。

外部リンク




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