ワン・フー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/18 06:10 UTC 版)

ワン・フー(中: 万戸あるいは万虎、1500年ごろ)は、伝説によれば、世界で最初に「宇宙飛行士」になろうとした明の下級官吏である。
ワン・フーの伝説
この逸話の出所は、1909年のアメリカの作家J・エルフレス・ワトキンスが1909年にサイエンティフィック・アメリカンに書いた出所不明の記述である[1]。
その後、ハーバート・S・ジムなどによって伝えられ、今の形となった[2][3][4]。
この逸話は翻訳によって中国にも紹介された。発音だけでは表記を決定できないので、中国では「万戸」や「万虎」や「王富」と書かれるが、統一された表記はない。
そもそも中国において、ワン・フーについて記録された史料は存在しないため、ワン・フーは実在の人物ではなく、この逸話も後世の作り話である可能性が高いと考えられる。
脚注
- ^ Watkins, J (2 October 1909). "The Modern Icarus". Scientific American.
- ^ Amazon.com: Rockets and jets,: Herbert Spencer Zim: Books
- ^ Pendray, George (1945). The Coming Age of Rocket Power. Harper & Brothers. p. 77.
- ^ Williamson, Mark (2006). Spacecraft Technology: The Early Years. IET.
関連項目
- 楊利偉 - 中国初の宇宙飛行士
外部リンク
ワン・フー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/02 03:00 UTC 版)
棒術使い。太陽暦440年生まれ(35歳)、身長173cm。背中の刺青は、殺された友人の復讐を誓って入れたらしい。
※この「ワン・フー」の解説は、「幻想水滸伝III」の解説の一部です。
「ワン・フー」を含む「幻想水滸伝III」の記事については、「幻想水滸伝III」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- ワン・フーのページへのリンク