ワンセグ機能を持つ携帯電話に関する判決
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 06:04 UTC 版)
「ワンセグ」の記事における「ワンセグ機能を持つ携帯電話に関する判決」の解説
2016年8月26日、埼玉県朝霞市の大橋昌信市議が受信契約締結義務の不存在等の確認を求めた裁判で、さいたま地方裁判所は、放送法2条14号で「設置」と「携帯」が分けられていること等から、ワンセグ端末の「携帯」も「設置」に含まれるとするNHKの主張を、「文理解釈上、相当の無理がある」とし、ワンセグ端末携帯者には受信契約締結義務がないことを確認する判決を下した。NHKは1審判決を不服として、東京高等裁判所に控訴した。2018年3月26日、東京高等裁判所は一審判決を取り消し、「「設置」には「携帯」も含む」として、ワンセグ端末携帯者には受信契約の締結義務があるとする判決を下した。原告側は不服として上告した。2019年3月13日最高裁判所は原告の上告を棄却し、受信契約の義務があるとする判決が確定した。
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