ロレイン郡 (オハイオ州)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ロレイン郡 (オハイオ州)の意味・解説 

ロレイン郡 (オハイオ州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/02 09:10 UTC 版)

オハイオ州ロレイン郡
郡のオハイオ州内の位置
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1822年12月26日[1]
郡名の由来 フランスロレーヌ地域圏
郡庁所在地 イリリア
最大の都市 ロレイン
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

2,391 km2 (923.33 mi2)
1,272 km2 (491.10 mi2)
1,119 km2 (432.23 mi2), 46.81%
人口
 - (2020年)
 - 密度

312,964人
標準時 東部: UTC-5/-4
ウェブサイト www.loraincounty.us

ロレイン郡: Lorain County)は、アメリカ合衆国オハイオ州である。地元ではグレーター・クリーブランド(クリーブランド都市圏)と呼ばれる地域に属すると見なされている。人口は31万2964人(2020年)[2]郡庁所在地イリリアであり、同郡で人口最大の都市はエリー湖の港湾都市ロレインである。

郡名は初期開拓者ヒーマン・イーライによって、フランスロレーヌ地域圏に因んで名付けられた。郡庁所在地のイリリアもイーライに因む命名である。

地理

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は933.33平方マイル (2,391.4 km2)であり、このうち陸地491.10平方マイル (1,271.9 km2)、水域は432.23平方マイル (1,119.5 km2)で水域率は46.81%である[3]

主要高規格道路

  • 州間高速道路80号線/州間高速道路90号線(オハイオ・ターンパイク)
  • 州間高速道路480号線
  • アメリカ国道6号線
  • アメリカ国道20号線
  • オハイオ州道2号線
  • オハイオ州道10号線
  • オハイオ州道18号線
  • オハイオ州道57号線
  • オハイオ州道58号線
  • オハイオ州道82号線
  • オハイオ州道83号線
  • オハイオ州道113号線
  • オハイオ州道162号線
  • オハイオ州道253号線
  • オハイオ州道301号線
  • オハイオ州道303号線
  • オハイオ州道511号線
  • オハイオ州道611号線
イリリア市にある昔の郡庁舎

隣接する郡

人口動態

人口推移
人口
1830 5,696
1840 18,467 224.2%
1850 26,086 41.3%
1860 29,744 14.0%
1870 30,308 1.9%
1880 35,526 17.2%
1890 40,295 13.4%
1900 54,857 36.1%
1910 76,037 38.6%
1920 90,612 19.2%
1930 109,206 20.5%
1940 112,390 2.9%
1950 148,162 31.8%
1960 217,500 46.8%
1970 256,843 18.1%
1980 274,909 7.0%
1990 271,126 −1.4%
2000 284,664 5.0%
2010 301,356 5.9%
2020 312,964 3.9%
U.S. Decennial Census

以下は2010年の国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 301,356人
  • 世帯数: 116,274 世帯
  • 家族数: 80,077 家族
  • 人口密度: 223人/km2(613人/mi2
  • 住居数: 127,036軒
  • 住居密度: 87軒/km2(226軒/mi2

人種別人口構成

先祖による構成

  • ドイツ系:25.9%
  • アイルランド系:16.9%
  • イギリス系:11.3%
  • ポーランド系:8.5%
  • イタリア系:8.5%
  • ハンガリー系:4.1%
  • スロバキア系:5.0%

言語による構成

年齢別人口構成(2000年データ)

  • 18歳未満: 26.2%
  • 18-24歳: 8.7%
  • 25-44歳: 29.3%
  • 45-64歳: 23.3%
  • 65歳以上: 12.5%
  • 年齢の中央値: 36歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 96.3
    • 18歳以上: 93.6

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 29.2%
  • 結婚・同居している夫婦: 50.5%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 13.5%
  • 非家族世帯: 31.1%
  • 単身世帯: 26.0%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 10.1%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.51人
    • 家族: 3.02人

収入

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 52,066米ドル
    • 家族: 64,443米ドル
  • 人口1人あたり収入: 25,002米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 13.1%
    • 対家族数: 6.7%
    • 18歳未満: 12.9%
    • 65歳以上: 6.6%[7][8]

郡区

ロレイン郡図

ロレイン郡は下記18の郡区に分割されている。

  • アマースト
  • ブライトン
  • ブラウンヘルム
  • カムデン
  • カーライル
  • コロンビア
  • イートン
  • イリリア
  • グラフトン
  • ヘンリエッタ
  • ハンティントン
  • ラグレンジ
  • ニュールシア
  • ペンフィールド
  • ピッツフィールド
  • ロチェスター
  • シェフィールド
  • ウェリントン

都市と町

都市

  • アマースト
  • エイボン
  • エイボンレイク
  • オーバリン
  • シェフィールドレイク
  • バーミリオン

  • グラフトン
  • キプトン
  • ラグレンジ
  • ロチェスター
  • シェフィールド
  • サウスアマースト
  • ウェリントン

国勢調査指定地域

  • イートンエステイツ

未編入の町

  • ベルデン
  • ブレントウッドレイク
  • ブライトン
  • ブラウンヘルム
  • ブラウンヘルムステーション
  • コロンビアヒルズコーナーズ
  • ヘンリエッタ
  • ハンティントン
  • ノースイートン
  • ペンフィールド
  • ピッツフィールド

教育

高等教育機関

  • ロレイン郡コミュニティカレッジ、イリリア市
  • オーバリン大学、オーバリン市

公共教育学区

郡内には20の公共教育学区がある。主にロレーン郡内にある学区は太字体で示す。

  • アマースト・イグゼンプティド・ビレッジ教育学区
  • エイボン・ローカル教育学区
  • エイボンレイク市教育学区
  • ブラックリバー・ローカル教育学区(メダイナ郡とアシュランド郡にも跨る)
  • クリアビュー・ローカル教育学区
  • コロンビア・ローカル教育学区
  • イリリア市教育学区
  • ファイアランズ・ローカル教育学区(エリー郡にも跨る)
  • キーストーン・ローカル教育学区
  • ロレイン市教育学区
  • メイプルトン・ローカル教育学区(主にアシュランド郡)
  • ミッドビュー・ローカル教育学区
  • ニューロンドン・ローカル教育学区(主にヒューロン郡)
  • ノースリッジビル市教育学区
  • オーバリン市教育学区
  • オルムステッドフォールズ市教育学区(主にカヤホガ郡)
  • シェフィールド・シェフィールドレイク市教育学区
  • ストロングスビル市教育学区(主にカヤホガ郡)
  • バーミリオン・ローカル教育学区(主にエリー郡)
  • ウェリントン・イグゼンプティド・ビレッジ教育学区(ヒューロン郡にも跨る)

郡内にはロレイン郡合同職業教育学区があり、全郡を管轄内に含み、アマースト、エイボンレイク、クリアビュー、コロンビア、イリリア、ファイアーランズ、キーストーン、ミッドビュー、ノースリッジビル、オーバリン、シェフィールド・シェフィールドレイク、ウェリントンの各教育学区から学生を受け入れている。オーバリンの州道58号線と国道20号線の交差点に近い100エーカー (0.4 km2) の場所に10エーカー (0.04 km2) のキャンパスを構えている[9]

私立高校

  • イリリア・カトリック高校、イリリア市
  • レイクリッジ・アカデミー、ノースリッジビル市
  • オープンドア・クリスチャン学校、イリリア市
  • クリスチャン・コミュニティスクール、ノースイートン

脚注

外部リンク

座標: 北緯41度28分 西経82度09分 / 北緯41.47度 西経82.15度 / 41.47; -82.15




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ロレイン郡 (オハイオ州)」の関連用語

ロレイン郡 (オハイオ州)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ロレイン郡 (オハイオ州)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロレイン郡 (オハイオ州) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS