ロムスタール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 07:46 UTC 版)
「バート・ゾーデン=ザルミュンスター」の記事における「ロムスタール」の解説
フッテングルントの集落で歴史的に最も重要な村であるロムスタールは、1365年に Ramstal という名前で初めて文献に記録され、1970年12月1日にザルミュンスター市に合併した。 ロムスタールは現在、フッテングルントで最も大きな市区である。ここには基礎課程学校、フッテングルントハレおよび1749年に建設されたフッテンシュレスヒェン(フッテン小城)がある。この小城はヘレンハウス(領主館)の名で知られている。 バート・ゾーデン=ザルミュンスターからフォーゲルスベルク山地方面に向かう途中にフッテングルントと呼ばれるザルツ川の谷がある。この名は、何世紀にもわたったロムスタール、エッカートロート、ケルバースドルフ、ヴァーレルト、およびマールボルンの一部を領したフッテン家にちなんでつけられた。14世紀に記録され1783年に破壊された、地方行政役場としての城塞の歴史についてはよく解っていない。その地所内には、1757年に記録が遺る城の水車と、1765年に「狩の館」と記された建物がある。問題は現在の領主館である。フッテン家の紋章と1742年の銘がある入口の梁は、旧い城の遺構であると推測される。建築上の魅力に満ちた領主館は、半切妻屋根とその上の小塔を戴く3階建ての長方形の建物である。木組み建築の上階とロマンス地方風の屋根を載せた塔が裏側と推測される。1904年にフッテン=チャプスキ伯バグダンがフッテングルントの地所を獲得した。入口方面と公園側の2つの窓軸を拡張したのはこの人物である。
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