ムスカ
(ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/08 07:36 UTC 版)
ムスカ(英: Muska[1])は、スタジオジブリの映画『天空の城ラピュタ』に登場する架空のキャラクターで、本作の悪役。年齢は28歳。『ロマンアルバム』には32歳という記載もある。
注釈
- ^ 資料集には本名と記載[4]。
- ^ モウロ将軍や将校達との会議中、サングラスを外し、素顔を見せているシーンがある[5]。
- ^ ムスカが作中で使用している38口径のエンフィールド・リボルバーは監督である宮崎駿の好む銃であり、後に制作した『紅の豚』や『ハウルの動く城』にも登場している。
- ^ 飛行客船では3人、シータの回想場面でゴンドアの谷で彼女の家に向かったのは3人、シータを捕らえたティディス要塞では4人が登場し、ラピュタまで同行したのは2人である。
- ^ 資料によっては「真の名前」という記載もある[8][9]。
- ^ 小説版ではティディス要塞近くの空港に向かっていた[11][12]。
- ^ 劇中では「困った時のおまじない」と呼称
- ^ この場面のやり取りは、映画と小説版では若干の違いがある。映画では、シータが「土から離れては生きられないのよ!」と発言した後に両三つ編みを撃ち飛ばすが、小説版では、「あなたはここから出る事もできずに、私と朽ち果てるのよ」と発言した後に片方の三つ編みを撃ち落とし、それでもひるむことなくムスカを睨みつけるシータに「土から離れては〜」と言われた後で、もう片方の三つ編みを撃ち落としている[13]。また、パズーが駆けつけるのは、映画ではムスカが「小僧から石を取り戻せ!」と脅迫した後すぐであるが、小説ではこの発言の後シータに「かわいそうな人、何も分かってない」と反論されたことで、シータの額に銃口を向けたところへパズーが駆けつける[13]。
- ^ マーク・ハミルがムスカに声をあてた英語版では1分間。ただし、2002年に発売されたDVDに収録されている英語音声版は、日本語版と同じく3分間である。
- ^ 1986年4月14日、『月曜ロードショー』(TBSテレビ)にて放送。[要出典]
出典
- ^ “Tenkû no shiro Rapyuta - Full Cast & Crew” (英語). IMDb. 2022年12月12日閲覧。
- ^ ヤギシタシュウヘイ (柳下修平) (2017年9月27日). “『天空の城ラピュタ』の海外評判、7つのポイント”. CINEMAS+. 2022年12月12日閲覧。
- ^ Castle in the Sky; Original title: Tenkû no shiro Rapyuta - IMDb(英語) 2022年12月12日閲覧。
- ^ 『型録 I』 1996, p. 85.
- ^ 『シネマ・コミック2』, pp. 200–201.
- ^ 『型録 I』 1996, pp. 78, 84, キャラクター紹介.
- ^ 『THE ART OF』 1986, p. 94.
- ^ 『小説 前篇』, p. 158, 「要塞ティディス」.
- ^ 『THE ART OF』 1986, p. 178.
- ^ Wikt:el:παρ-、Wikt:en:παρ-
- ^ 『小説 前篇』, p. 83, 「襲撃 一」.
- ^ 『小説 前篇』, p. 95, 「襲撃 二」.
- ^ a b 『小説 後篇』, p. 153, 「滅びの言葉」.
- ^ 『小説 後篇』, p. 156, 「滅びの言葉」.
- ^ 『絵コンテ全集2』, pp. 653–654, 656–657, 663.
- ^ 『ロマンアルバム』, pp. 58, 59.
- ^ 叶 2006, p. [要ページ番号].
- ^ インタビュアー:用田邦憲「敵役の矜持 “恐怖”という名の父 寺田農インタビュー」『週刊ビッグコミックスピリッツ』2021年4月12日号(2021年17号)、小学館、2021年3月29日、38-39頁、JAN 4910277620411、雑誌コード:27762-04/12。インタビュー全体は、pp. 10, 37–40。
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