ムスカウイルスとは? わかりやすく解説

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ムスカウイルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/27 10:29 UTC 版)

ムスカウイルスとはコンピュータウイルスのひとつ。アンサイクロペディアのロムスカパロウルラピュタという項目にアクセスすると感染するといわれている。トロイの木馬の一種である。

項目 解説
ウイルスタイプ 不明
正式名 TROJ_MOURO.A
危険度
感染報告の有無 有り
破壊活動の有無 有り
ダメージ
言語 日本語
感染力
プラットフォーム 不明

目次

概要

アンサイクロペディアにアップロードされた ムスカにアクセスすると感染するとされているが、詳しい仕組みは不明である。

そのウイルスに感染するとアンサイクロペディアを観覧してる際、突然「○○は滅びぬ、何度でも甦るさ!~○○について、ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ」という意味不明な文を文頭に書き込むようになる。文章は数時間おきにランダムで選ばれるため、同じ文章で出てくるとは限らない。また、その書き込みの際に発信者のIPアドレスが記事の履歴に残されそこから個人情報が割り出される可能性がある。

確認方法

このウィルスに感染しているかどうかの確認方法として、そのアカウントの投稿履歴一覧が役に立つ。感染している場合は履歴中に、自身が「○○は滅びぬ、何度でも甦るさ!~○○について、ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ」という書き込みをした記録が5件以上記録されているであろう。自身の書き込み直後の差分でその書き込みが除外されているならば、確実に感染していると考えられる。

対処

アンサイクロペディアの管理者を「またムスカか」とうんざりさせる程度で気にすることは無い。しかしアンサイクロペディア側の予防処置として、感染クライアントからの書き込みが優先的に削除・差し戻しされやすくなることには留意が必要である。長期間放置した場合、当該クライアントからの書き込みを遮断することも検討されることがある。

IPアドレスが記録される問題についてはウィキペディアと同様にアカウントを取得することで解決する。なお、アカウント取得後もそれ以上の予防処置がなされない場合、アカウントが使用不能になるケースがまれに存在する。

現在はアンサイクロペディアにアクセスしている間のみにムスカウイルスが活動すると確認されているため、しばらくアクセスを避けることによって、解決する可能性がある。仕組みは、不明でもアクセスを避けていることによってウイルスが不活性化する可能性があるため、感染したらしばらくアクセスを避ければいい。

ワクチンソフト

2010年までは、上記のようにウィルスの仕組みが未解明であり、効果的なワクチンソフトは開発されていなかった。アンサイクロペディア側では当面の措置として、不完全なものではあるがパッチを用意しており、一定の効果を挙げてはいるが根絶は難しかった。

2011年に効果的なパッチが開発され、多くのムスカウィルスが駆除された。しかし完全駆除とまではいかないのが現状のようである。

外部リンク

偽ムスカウイルス

参考文献

アンサイクロペディア→ムスカウイルス




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この記事は、ウィキペディアのムスカウイルス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

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