ロプデンガウ博物館
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「ラーデンブルク」の記事における「ロプデンガウ博物館」の解説
ロプデンガウ博物館はビショフホーフ(ラーデンブルク城とも呼ばれる)にあり、収蔵品の主なテーマは、考古学、市史、民俗文化である。 この博物館前には、ジュピター巨人柱のコピーが建っている。オリジナルは博物館内に収蔵されている、台座には4人の重要な神の姿が彫られている。 ミネルヴァ(アテナ)、知恵の女神 ジュノー、結婚と生活の女神 マーキュリー、商売の神 ヘラクレス 上部の4人の女性像は、四季を象徴しており、若々しいのが春、スカーフをしているのが冬を表現している。 一番上には、巨人族を踏みつける神々の父の像があるが、これは未開の民に対するローマ帝国の勝利を表している。 220年頃、アラマンニ人がラーデンブルクに攻め込み、この柱を倒した。ローマ人のノヴァニウス・アウグストゥスがこれを修復し再建した。40年後にアラマン人は再び襲来し、この柱を砕いて、泉に投げ込んだ。そのまま放置され、家の新築工事の際に再発見された。
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