ロトマチック・タイプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/17 09:46 UTC 版)
「糸巻き (弦楽器)」の記事における「ロトマチック・タイプ」の解説
1950年代にグローバー社が開発したチューナー。「クローズドギア」とも呼ばれている。ダイカスト製のハウジングの中にギアとウォームを組み込んだ構造になっており、クルーソンと違い、密閉されている。また、トルク調整ができるように、ペグボタン上部にビスが取り付けてある。ウォームは鉄製で、クルーソンよりも丈夫である。一般的にクルーソン・タイプより精度が高いが重いため、交換するとサウンドに僅かながら影響を及ぼす。取り付けにはペグポストの根元に螺旋が切ってあり、差し込んだあとにナットで留め、裏側はビスで留める2重の構造。
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