ロッキー1・2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 14:50 UTC 版)
劇中、早稲田松竹と思われる映画館にて、二本立て500円で上映されていた。初めての漫画持ち込みがまるで手応えがなく、意気消沈していた焔ときっちゃんが見ることになる。すでに見たことがある焔は「あしたのジョーと同じだった」「そういう部分探しばかりに躍起になってた」と辛辣な感想を口にしていたが、打ちのめされていた焔にとってロッキーの姿が心にしみ、「何かに似ていることばかり気にしていると本質を楽しめなくなる」と気付かせる。と、同時に今まで自分はまったく評価に値しない漫画を描いていたことに気付き、漫画持ち込みをひどく後悔させる。しかし2の試合中に若い女性客が立ち上がり、声を上げてロッキーを応援し始めたことにつられ、焔やきっちゃん始め他の観客も全員で立ち上がりロッキーを応援する。この出来事によって「今回の自分はロッキー1だったので判定負けしたが、次の2では勝てるかもしれない」とわずかに前向きな気持ちになった。
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