ロスティスラフボイコとは? わかりやすく解説

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ロスティスラフ・ボイコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/28 09:30 UTC 版)

ロスティスラフ・ボイコキリル文字Ростислав Григорьевич Бойко, ラテン文字Rostislav Grigorievich Boiko1931年8月1日 - 2002年)は、ロシア作曲家

レニングラード出身。モスクワの合唱教室に参加したのち、1957年までモスクワ音楽院で学び、アラム・ハチャトゥリアンに師事した。その後ソビエト連邦各地を旅行して回り、民謡の収集を行った。1977年ロシア人民芸術家の称号を受け、1982年に国家賞を受賞した。

作品は声楽曲が中心で200以上の歌曲と100以上の合唱曲を残している。作風は民俗音楽の影響を受け、保守的で社会主義リアリズムの路線に沿ったものである。そのためゲオルギー・スヴィリードフと並列して扱われることもある。愛国的なテーマを多く取り上げたため、ソ連では人気があったが、西側ではキッチュと評されることもあった。

作品

管弦楽曲

  • 合唱交響曲「1917年」(1958)
  • チェチェン・イングーシの主題による組曲(1958)
  • 交響曲第1番(1976)
  • フツル狂詩曲(1976)
  • ヴォルガ狂詩曲(1976)
  • ヴァイオリンとオーケストラのためのカルパチア狂詩曲(1976)
  • ピアノとオーケストラのためのジプシー狂詩曲(1976)
  • 交響曲第2番(1978)
  • オリンピックのための祝典序曲(1980)
  • 管弦楽組曲「ピョートルの鐘」(1980)
  • 交響曲第3番(1986)

室内楽曲

  • 叙情組曲〜クラリネットとピアノのための(1952)
  • ヴァイオリンソナタ(1960)
  • 2つの詩曲〜チェロとピアノのための(1965)
  • ソナチネ~ピアノのための(1963)
  • ピアノのための組曲「青いカルパチア」(1971)




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