レヴィナ
ザーラ・レーヴィナ
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ザーラ・アレクサンドローヴナ・ レーヴィナ |
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出生名 | Зара Александровна Левина |
生誕 | 1906年2月5日 |
出身地 | ![]() |
死没 | 1976年6月27日(70歳没) |
学歴 | オデッサ音楽院 モスクワ音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ピアニスト、作曲家 |
担当楽器 | ピアノ |
ザーラ・アレクサンドローヴナ・レーヴィナ(英語: Zara Aleksandrovna Levina、ロシア語: Зара Александровна Левина、1906年2月5日 - 1976年6月27日)は、ウクライナ出身の作曲家、ピアニスト。
経歴
1906年、ロシア帝国シンフェロポリのユダヤ人の家庭で生まれた。オデッサ音楽院妹でピアノを学んだ後、モスクワ音楽院に入学してピアノを続ける一方、ニコライ・ミャスコフスキーとレインゴリト・グリエールに作曲を学んだ。音楽院在学中からロシア・プロレタリア音楽家同盟に加わり活動。1932年に卒業。
1976年、モスクワで死去。
作曲作品や特徴
セルゲイ・ラフマニノフ、アレクサンドル・スクリャービン、セルゲイ・プロコフィエフ、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、ロベルト・シューマンを尊敬しており、作品にこの5人の影響は顕著である。ロマンスや子どもの歌などの合唱曲が多いが、2曲のピアノ協奏曲やピアノ独奏曲も残している。
家族・親族
- 最初の夫:ミハイル・セミョーノヴィチ・コソフスキー(Михаил Семёнович Косовский)は風刺詩人。
- 二番目の夫:ニコライ・チェンベルジは作曲家。
- 娘:ワレンチナ・チェンベルジ(Чемберджи, Валентина Николаевна)は回想録作家。
文献
- Г. Поляновский. «Ода солдату» Зары Левиной // «Музыкальная жизнь», 1963, № 17.
- Н. Михайловская. Зара Левина. — М.: Советский композитор, 1969.
- Валентина Чемберджи. В доме музыка жила. — М.: Аграф, 2002.(『音楽家が暮らした家』ワレンチナ・チェンベルジ著,モスクワ, 2002.)
脚注
- レヴィナのページへのリンク