レルズ岩体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/27 08:50 UTC 版)
レルゾライトはフランス・ピレネー山脈にあるアルプス型かんらん岩体のレルズ山塊(Lherz Massif)から名付けられた。レルズ山塊はスピネル輝岩、ザクロ石輝岩や角閃岩の層状岩体のほか、ハルツバージャイト、ダナイトも含み、層状岩体はマントルかんらん岩の減圧溶融で生じた部分溶融メルトが地殻に貫入したものであると考えられている。この貫入は中生代の炭酸塩岩に起こっており、石灰岩とレルゾライトからなる角礫岩を成している。
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